① トマト JAやつしろ(中央館)
日本一の冬トマト産地である熊本県の中で、その約80%の生産を占めているのが八代平野です。 温暖な気候、ミネラル分をたっぷり含んだ大地、清流・球磨川の水などトマトを栽培するのに適した環境と生産者の努力が美味しい冬トマトをつくります。八代のトマト生産者さんはできる限り農薬や化学肥料に頼らず、有機肥料を使っておられます。そのJAやつしろ管内で栽培されたトマトを、選果場の糖度センサーを透して食味の優れたものだけを厳選しました。
② ミニトマト 尾崎さん(宇城市三角町)
尾崎さんはミニトマト生産者として、高い評価をされています。おいしいミニトマトを作るのには土づくりが大切とおっしゃる尾崎さん。畑には海のミネラル分と有機質堆肥をバランスよく投入されることで光合成が促進され、それによりコクとうまみの強い尾崎さんミニトマトがうまれます。さらに、病気の原因となる微生物を分解する納豆菌や乳酸菌を畑に入れられており、農薬や殺虫剤も極力少なくされています。尾崎さんのこだわりである、コクとうまみのある甘い完熟ミニトマト。フルーツトマトとしても販売されています。
③ 甘藷 古庄さん(菊池郡大津町)
熊本でさつまいもの大産地として有名な大津町(平川地区)で、おじいさまの時代から3代(120年)の歴史を持つさつまいも農家の古庄さん。日本で初めて本格的なさつまいも貯蔵庫を作られたのも、古庄さんのおじいさまです。土づくりにこだわられており、動物性堆肥を使用せず緑肥(とうもろこし等)を使われ化学肥料は一切使用されていません。作られている品種はたくさんありますが、今回はねっとりした食感の紅はるかをお送りします。じっくり火を通して焼き芋にすると、さらに甘みが増します。
④ 大長ナス 代表生産者 木原さん他 JA鹿本(熊本市植木町)
大長ナスは1本の長さが50㎝前後まで伸びる日本最大級のナス。黒々としたつやのある黒紫大長という品種で、果肉はえぐみも少なく柔らかくフルーティー。あくが少ないので生食もできるのが特長です。水分を多く含み、焼きナスにすればトロっとした食感が味わえます。油との相性もばっちりで、てんぷらや素揚げもおすすめです。